音楽の日の、康二くんを見て泣いた話
ああ、やっぱり康二が好きなんだなあって思ったのと同時に、この数年間彼から目を離していたことを自分で責めてしまう。特にこの半年間。グループに加入なんて確かにびっくりした。だけど違う世界と言うかなんというか。私に取っては「東」というブランドが付くと「見てて楽しいけど、力を入れて応援する対象」から外れてしまっていた。
それは、今まで10年以上おたくを続けてて自分はこうなんだ、って勝手に思い込んでたからかと。エイトから始まりWEST、その間に同時に見ていた関ジュ。康二から「西」のブランドが外れてしまったら、ましてや「東」で人気のグループになんて入ったら、混乱しつつも応援の対象じゃなくなるなと直感的に思った。
それに加えて名前は聞いたことがあるくらいの目黒蓮、いつ入所してたの?的なラウールと一緒なんてついて行けなくて。誰も責めたりしないし嫌悪感があるわけでもないけれど。当時そこから盛り上がって応援しよう!なんて、そんなエネルギーもない私には事実を受け止めてもその先は続かなかった。
そもそも、ここ2年程は仕事も始めてジャニーズに対する熱量も確実にそれまでとは下がってて、不器用な私は仕事と趣味にエネルギーをそれぞれ100ずつ持って行けなくて、仕事が〜ってなってしまうと趣味に力を入れられない。辛うじてファンクラブに入っていたWESTですら一旦更新料払うことまで気が回らず名義を瀕死にしてしまったり。挙句には仕事が原因か分からないけど、聞こえにくくなるほどの耳鳴りに襲われるようになってしまったりと。だから体力がなくなってきて気が滅入ってしまって趣味になんて気が回らなかった。まして地上波で見れないJr.なんてすごく離れてしまってした。少クラを見ていたときは継続して見ていたから、名前と顔とキャラクターと、ってなんとなく覚えられてたけど。見なくなってしまえば、たまに帰省時に実家で見る少クラで「辞めた子いないんだね、安心安心」くらい。
そんな気持ちがずっと続いてた時に見た音楽の日。せっかく康二が出るなら、と出かける時間をずらしてリアルタイムで見てみよう、くらいの気持ちでした。今思えば、いつもは録画してるから出かけてもいいかな〜、なんて思ってリアルタイムで見ないことが多いけど、何かに引っ張られてたのかな。
9人でステージに立っているところも、恥ずかしながら初めてちゃんと見ました。それぞれ知っていた人が、期間限定のコラボでステージに立っている姿を見ているような、そんな感じでしか私にはまだ見えていなかったけど。でもひらりと桜で、ワンフレーズだけ、ソロパートを歌う康二を見た時に、気付いたら泣いてた。色々私にも思うことがあったんだなあと、今になって思います。そもそも彼が大学を卒業した後、芸能界に就職、という形にはなるのだろうけどもこのまま彼は進むことなく辞めるのかもしれない、その覚悟だけはいつも持っておかなきゃと思い続けてた。そんな彼が24になって初めて仕事の環境を大きく変えて上京して、頑張った結果、もう夢の夢かと思ってた地上波で歌う姿を、晴れの舞台を見せてくれた。何で、もっと早く気付けなかったんだろう、でも、今教えてくれた。また、輝いてる康二くんを見て、おたくなら誰もが持つであろう好きだ、って言う気持ちが呼び起こされたんです。彼が、呼び起こしてくれた。その気持ちひとつで日々が楽しくなる、なんて言ったら大げさだけれど、でもおたくなんてみんな最終的にはそこにたどり着くと思うんです。そこが、原点。そんな忘れてた気持ちをあのワンフレーズで息を吹き返しまだ、楽しい気持ちを感じさせてくれた。また、応援したい。次は関ジュの中なら康二が好き、じゃなくて康二が好きなのって言いたい。2014年の冬の松竹座に行った時くらいの熱量を持ってまた会いたい。そしたら今の彼にどれだけの魅力を感じることが出来るのだろう。彼に、また会いたい。
だから、あの日からすごく悩んで、結局地上波出のやつか。なんて指されても仕方ない。けど私は康二くんを応援したいと思うようになりました。
東京のJr.の世界はよくわからないし、どっちかっていうとこわいなあと漠然と思ってます。でも好きになってしまった以上、新しい世界に飛び込むつもりです。彼に対する批判が、あるとは聞いてはいるけど実際に見聞きしてないし、それがどれだけのものかも分からない。心配はそこです。
あと、WESTさん達も売れた!とは言い切れない状況なので見守っていきますよ、もちろん。
Vamp Bamboo Burn【それを遠くから見ているのが好きだった】
Vamp Bamboo Burnの神山さんについて。
とにかく蛍太郎可愛い。
イタいのか天然なのかウザいのか、分からないけど可愛い。
藤志櫻のバックダンサー?のときなんかは神山智洋がチラついてたかなと思いますが(笑)
かぐや姫に選ばれた後の一人芝居、あの場面は序盤でいちばん大きく笑いを取れたんじゃないかなと思います。引き込むひとつのきっかけにも掴みにもなったのではないかなと。
ジャニーズ目的でない一般人にもかなりに受けが良かったと思うので、それだけで私は嬉しかったです。
その反応を感じたからか、オタク続けて10年経って初めて、本気で一般のオタクじゃない人にも堂々と「私はこの人を応援しています!好きなんです!」って言える人だと思いました。
(今まで応援してた人達を蔑むわけではなくて、ジャニーズというものに対する一定の固定概念を持った人たちに対して、わざわざジャニーズを押す必要とかは無いと思っていたので。要は好きな人たちで好きって言い合っていれば良いじゃんと思ってたから、一般の知名度とか人気は二の次だったのです…)
一般の人に「あの子もジャニーズだったの!?」っていう反応をしてもらっているのだろうと思うと、きちんと評価されているのだと感じますし、彼の実力はまだまだ素晴らしいものがあることに気付かされて震えますね。
そしてかぐや姫と手を取り合ったあとナチュラルに蛍太郎の方が身長が大きくて!!あああやっぱり小さくなんかないんだ!!!って勝手にドキドキしてしまいました…ふふふ
蛍太郎はあのウザさのキャラなのかと思いきや、柿のシーンも然り裸で出てきちゃうセクシー系でも攻めてくるから本当にクドカンありがとうございますって感じです。
ネタバレも何も見ないで観劇したので、まさか自担が裸で人の胸揉むなんて思っても見なかったから大興奮しました。
ちなみに胸を揉んで顔を埋める神山さんを卑猥な目で見てしまってごめんなさいと、ここで懺悔します。
欲を言えば、蛍太郎の歌のシーンが、あっても良かったのかな〜なんて思ってしまいました。主要4キャストの中で唯一歌ってなかったので、惜しいなあと…本当に欲張りな話ですけど。
だからこそ、2幕の冒頭で歌わせてもらって感謝ですね….!ギターも弾かせていただけていて!私も双眼鏡使った上で声で気づけましたけど、あれ歌ってるの蛍太郎ですよ!!ウィッグ付けてるけどあれ蛍太郎です!!って知らない人には教えたいくらいだったな。
私が観劇して泣きそうになったのは、最後の出演者紹介でした。
錚々たる出演者の中で彼の名前が。
しかもグループ名の括弧書き無し。
何て幸せなんだろう…!
って思わずうるっときました。
最後の歌の場面では、小池さんと肩組んだり斗真くんとふざけたり、バックバンドの、近くに階段駆け上がったりとしていたのを、見て驚きました…。いやもうきっと半年とはいかなくてもそれくらいの長さの付き合いだからもあるのでしょうけれど、あんな外部の人たちの中でのびのびとふざけちゃう神山さんがいたなんて…!!
それもあってかパンフレットを読んだら演出のいのうえさんに、「神ちゃん」って呼ばれてたので、何だか勝手に次もあるものと期待してしまいます。パンフレット製作時に既に神ちゃん呼びされてる…!って思ったら、きっと本当に良い環境でお芝居してるんだって。
いつか新感線で神山さんが主演を務める日が来ますように。
まずは、大千穐楽まで無事に終えられることを祈って。
散文でしたが、読んでくださってありがとうございました。
Vamp Bamboo Burn!【ざっくり。】
10月の22日と23日に、初演から約3ヵ月近く経って、やっと観劇出来ました。
とにかく、クドカンワールド。
同郷(って言っても宮城県っていうことだけだけども)のクドカンなので好きですし、そんな人といちばん好きな人が一緒にお仕事をする!っていうだけでも嬉しかったのに、こんなにボケの連続詰め込んで、でも考えさせられるような密度の濃い、濃いお芝居を見させてもらいました。
楽しくて何度でも見たくなるし興奮がなかなかさめない。…ためにテーマごとに分けて話さないと全く訳の分からない文章になりそうなので、以下に分けます…。
1.全体像
先程も言ったように、本当にボケの連続。真面目なシーンでもひとつはかましたがる。
ましてやWSのくだりは地方ローカル民は知らないWSも普通に出してきて細かくやる。(PONはやってない所の方が多いと思うし)
藤志櫻がトゥーマッチって言われるように、ボケもトゥーマッチ。笑 欲しがるね〜と思うこちらもまんまとハマってしまう。個人的にはバミリのくだりが好きです。
あと3時間半ある公演時間なのに、それでも展開はスピードはあったように思います。それでも描ききれない部分や裏設定があるから驚きですが、本当にきちんと含みを持たせた設定とかまで付け加えたら何時間になるんだろう…と考えてしまいます。きっともっとあったんだろうな。
2.役者の方々
今回の舞台は正直、神山さん以外は初めてお目にかかった人たちでした。
まずやっぱり斗真くん本当にかっこいい!!!普通舞台メイクなんてメイクが強すぎて顔が「ザ・舞台」ってなると思ってたら、あの目鼻立ちと鷲鼻がまったくメイクに引けを取らないというか、むしろメイクをモノにしてて似合ってた…今まで見たジャニーズの中では3本指に入る美しさでした。
もちろん、演技は安定しているなあと。神山さんが斗真くんを見て「イケパラや!」って思ったって言ってましたが、そのイケパラの斗真くんといえば、演じた中津の一人演技が面白くて好きだったし、ボケとツッコミが交錯する演技は素晴らしい以外の何物でもないと思います(笑)
次に、この舞台を観劇したから、とか関係なしに小池栄子さん本当に綺麗だなってずっと思ってて。キラキラしてて笑いも取れる力強い人だな〜って思っていたので、今回は本物を見ることが出来て良かったです。ただ、お恥ずかしながら演技がまさかここまで実力のある方とは思っていなかったので、引き込まれましたね…。
あと中村さん!!
中村さんは今年のドラマ「お義父さんと呼ばせて」で初めて知った人で、この人も舞台上で実力を積み上げてきた人だったなんて知らずに見てしまったので、、歌も声量もダンスもすごい人だなんて!!!ってあっさり双眼鏡ロックオンの対象になりました。笑 そういえばドラマの時も女装してたな…女装可愛かった。
4.結末と伏線の意味
あの最後ってどういうことだったんだろう。って考えるその前に。
蛍太郎を愛する身としては、どうしてもかぐや姫に感情移入してしまいました。
愛していた蛍太郎を殺されて、千年経ってやっと会えたのに実は混じり合えないヴァンパイアで、しかもあっという間に目の前で2回目も殺されてしまって。
皮肉か、最後に寄生出来た体は、かぐや姫の容姿であり、一度恨めしいヴァンパイアになって死んだ体だった。その姿で最後に藤志櫻と向き合わなければならなかったなんて。
最後にかぐや姫と藤志櫻が混じり合ったらどうなるか。
バーニングするのかな、やっぱり。
私の中ではオルトロスの犬のように、
互いの特性が消えて愛と憎しみを抱いたままの人間になるか
互いの愛と憎しみの感情だけが消えるのか
になるのかなあ、そうなってほしいなあ、なんて考えてました。でもやっぱりバーニングするかな?
結局、不老不死とか輪廻転成に背けば誰一人として幸せにはならない、ってことだったのかな…?誰も幸せになった人はいなかったから、そういうことなのかなと。
こんな結末の書き方が出来るのは、舞台ならではだなあ〜!って思います。
…斗真くんもパンフレットに答えてましたが、千年も執着するのは、手に入らないものだったからからこそ、なんだろうって。手に入らなければ入らないものほど執着して欲しくなる。その執念は良いことは何一つも無いってことなのかな。
疲れつつ深夜にまとめたら文章よみにくくなってしまったかもしれません、が、ここまで読んでくださってありがとうございました。
次は蛍太郎ちゃんオンリーの視点で書く!ぞ!
朝よ、こい。
「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか」
今の私にとっては「恋」というよりもう少し大きなもの、「幸せ」なんて降ってくるのだろうか、と悶々としている。
確か小説か何かのタイトルだったと思います、新聞の一広告でしかもかなり昔に見かけたものでしたが、フレーズがとても印象的でずっと覚えていました。
今頃になって、ふと頭をよぎるように思い出したのです。
この4ヶ月近く、あまりtwitterなどで情報に触れる機会もなく、自分の目標に向かって必死で、その分それなりに結果も得られました。
それなのに、どうしても自分を褒めてあげられない自分がいます。
人からは、状況も立場も違う場面なのにいつも「完璧にやりこなそうとしなくていい。」と同じ言葉を掛けられる。
同じ言葉を掛けられるたびに、完璧にこなせない自分を責めてとても苦しく、それは恐らく今も変わりません。
自分に厳しいと言われれば、それなりに良い点なのかもしれませんが、そんな言葉で片付けて良いのかも悩みます。
ほんの数ヶ月前の自分からしてみれば、今の自分の状況はとても喜ばしくて憧れる立場になったはずなのに、何もかも手放しで喜べずに、またそんな自分にとても戸惑ってしまっている。そんな状況だと思います。
いつまで経っても、どんな自分になっても自分に自信が持てなくて、これからを憂いてしまう、そんな自分にも嫌気がさしてしまう。
このことに関しては解決法も恐らくないだろうし、自分の中で答えが固まったわけでもなくて、とりあえず今の状況を確認してみようと思って書いただけですので、わざわざ読んでくださってありがとうございました。
私が憧れている人たちはどうなんだろう。仕事ひとつひとつには「ゴール」があったとしても、肩書きに対する「ゴール」というものはあまりに不明確。
どのお仕事に対しても言えることかもしれませんが、今の私にとっては難しいです。
答えは見つからなくても、自分なりに割り切れる日が来ますように。
…という意味を込めてタイトル付けてみました(笑)
ありがとうございました!
ばどとレコメンとヒルナンデス。
まずは、中間淳太くん、桐山照史くん、レコメンとヒルナンデスのレギュラーおめでとうございます。
新人でも、ベテランでも、中堅でもない難しい「デビュー3年目」に相応しい責任感のあるお仕事、応援しています。
…まあお堅い言葉はこの辺にして。笑
関ジャニ∞を経て今はジャニーズWESTが好きな私にとって、この仕事のバトンタッチを快く思っていないeighterの方が多いことは、正直とても悲しいです。
ジャニ勉の1コーナーをジャニーズWESTが受け持つことになった時も同じでした。
仕事を決めたのは100%本人達ではないにしろ、本人達の意思も少なからず入っているかなとも私は思います。
思えば関西Jr.が関ジャニ∞のバックにつかなくなったのは2010年〜11年ごろ、もう約5年経ちます。
その頃から関ジュは、活動の大きな1つであるエイトのバックにつくことができなくなってしまいました。
(私も関西Jr.に興味を持つようになった13年までの約2年ほど、それまで知っていた関ジュの活動をほぼほぼ知ることはなかったように思います。)
関西Jr.の看板だけで活動していくことしかできず、仕事の幅も狭められた中で、関西Jr.を率いることになった淳太と照史がやっとの思いでデビュー出来てから丸2年が経とうとしています。
関西という縦のつながりがない中で必死に活動して、やっと今の地位を確立出来た関西ジャニーズの先駆者である関ジャニ∞が、彼らのその苦労をいちばん理解しているのではないでしょうか。
せっかく自分たちが東京にいる。
関西から東京までのレールを敷いて後輩達を招くことも、先駆者として東京での仕事を後輩の彼らに渡してあげることは何もおかしいことはないと思います。
関西から出て来る後輩達に、自分たちがいることによってせずに済む苦労があるのであれば、させたくないと思うのは後輩を思う素敵な先輩の姿にしか見えません。
もちろん10年先の先輩だからといって容赦するつもりのない雛ちゃんの言葉通り、ライバルであるという考えで、このまま2つのグループが切磋琢磨して上がろうとしてくれるのであれば、これほど嬉しことはありません。
長くなってしまいましたが、関ジャニ∞もジャニーズWESTも好きな私にとって、タレントに対して矛先を向けられる現状は悲しく思います。
お互いに理解するのは難しくとも、できるだけ荒波は立ちませんように。
拙い文章でしたが読んでくださってありがとうございました。