ふわりのこと

ちょっとだけ。140字に収まりそうもない思いとか。

音楽の日の、康二くんを見て泣いた話


ああ、やっぱり康二が好きなんだなあって思ったのと同時に、この数年間彼から目を離していたことを自分で責めてしまう。特にこの半年間。グループに加入なんて確かにびっくりした。だけど違う世界と言うかなんというか。私に取っては「東」というブランドが付くと「見てて楽しいけど、力を入れて応援する対象」から外れてしまっていた。

それは、今まで10年以上おたくを続けてて自分はこうなんだ、って勝手に思い込んでたからかと。エイトから始まりWEST、その間に同時に見ていた関ジュ。康二から「西」のブランドが外れてしまったら、ましてや「東」で人気のグループになんて入ったら、混乱しつつも応援の対象じゃなくなるなと直感的に思った。

それに加えて名前は聞いたことがあるくらいの目黒蓮、いつ入所してたの?的なラウールと一緒なんてついて行けなくて。誰も責めたりしないし嫌悪感があるわけでもないけれど。当時そこから盛り上がって応援しよう!なんて、そんなエネルギーもない私には事実を受け止めてもその先は続かなかった。

そもそも、ここ2年程は仕事も始めてジャニーズに対する熱量も確実にそれまでとは下がってて、不器用な私は仕事と趣味にエネルギーをそれぞれ100ずつ持って行けなくて、仕事が〜ってなってしまうと趣味に力を入れられない。辛うじてファンクラブに入っていたWESTですら一旦更新料払うことまで気が回らず名義を瀕死にしてしまったり。挙句には仕事が原因か分からないけど、聞こえにくくなるほどの耳鳴りに襲われるようになってしまったりと。だから体力がなくなってきて気が滅入ってしまって趣味になんて気が回らなかった。まして地上波で見れないJr.なんてすごく離れてしまってした。少クラを見ていたときは継続して見ていたから、名前と顔とキャラクターと、ってなんとなく覚えられてたけど。見なくなってしまえば、たまに帰省時に実家で見る少クラで「辞めた子いないんだね、安心安心」くらい。

そんな気持ちがずっと続いてた時に見た音楽の日。せっかく康二が出るなら、と出かける時間をずらしてリアルタイムで見てみよう、くらいの気持ちでした。今思えば、いつもは録画してるから出かけてもいいかな〜、なんて思ってリアルタイムで見ないことが多いけど、何かに引っ張られてたのかな。

9人でステージに立っているところも、恥ずかしながら初めてちゃんと見ました。それぞれ知っていた人が、期間限定のコラボでステージに立っている姿を見ているような、そんな感じでしか私にはまだ見えていなかったけど。でもひらりと桜で、ワンフレーズだけ、ソロパートを歌う康二を見た時に、気付いたら泣いてた。色々私にも思うことがあったんだなあと、今になって思います。そもそも彼が大学を卒業した後、芸能界に就職、という形にはなるのだろうけどもこのまま彼は進むことなく辞めるのかもしれない、その覚悟だけはいつも持っておかなきゃと思い続けてた。そんな彼が24になって初めて仕事の環境を大きく変えて上京して、頑張った結果、もう夢の夢かと思ってた地上波で歌う姿を、晴れの舞台を見せてくれた。何で、もっと早く気付けなかったんだろう、でも、今教えてくれた。また、輝いてる康二くんを見て、おたくなら誰もが持つであろう好きだ、って言う気持ちが呼び起こされたんです。彼が、呼び起こしてくれた。その気持ちひとつで日々が楽しくなる、なんて言ったら大げさだけれど、でもおたくなんてみんな最終的にはそこにたどり着くと思うんです。そこが、原点。そんな忘れてた気持ちをあのワンフレーズで息を吹き返しまだ、楽しい気持ちを感じさせてくれた。また、応援したい。次は関ジュの中なら康二が好き、じゃなくて康二が好きなのって言いたい。2014年の冬の松竹座に行った時くらいの熱量を持ってまた会いたい。そしたら今の彼にどれだけの魅力を感じることが出来るのだろう。彼に、また会いたい。

だから、あの日からすごく悩んで、結局地上波出のやつか。なんて指されても仕方ない。けど私は康二くんを応援したいと思うようになりました。

東京のJr.の世界はよくわからないし、どっちかっていうとこわいなあと漠然と思ってます。でも好きになってしまった以上、新しい世界に飛び込むつもりです。彼に対する批判が、あるとは聞いてはいるけど実際に見聞きしてないし、それがどれだけのものかも分からない。心配はそこです。

あと、WESTさん達も売れた!とは言い切れない状況なので見守っていきますよ、もちろん。